お疲れ様です!ウーバーイーツ東京の配達員をしていますフーデリオンラインのYUKIです。
ウーバーイーツの配達員はやめとけ!とちょっと極端なタイトルをつけましたが、配達員経験のある私自身も、何度もやめたようかな...と思えるトラブルに何度か遭遇しました。
配達員をやるにあたって、めちゃくちゃ覚悟をする必要はないですが、ちょっとした心構えは必要ではないでしょうか?
そんなウーバーイーツの配達員の仕事。どんなトラブルに遭遇したのか、いくつか私が体験・遭遇したトラブルをご紹介したいと思います。
扉の前にバイクを止めたらどつかれた事件
その日は、厳しい暑さも収まってきた9月下旬の昼下がりでした。
現金ONの配達員が少なかったのか、現金案件でロングが出まくって、東京の中心から埼玉県の新座市にすっ飛ばされました。
まぁ、ビルばかりの都会よりも風景はいいし、交通量も比較的少ないので気持ちよくバイクを飛ばして配達していました。
そして、コンビニのお酒を届けたあるマンションでそれは起きました。
マンションには大きな駐車場が備え付けられ、どこに止めても怒られそうにない広さ。
ただ、目立つ場所に停めて住人から怒られるのも面白くないので、マンションの階段近くに駐車しました。
配達を終えて戻ってきた5分後。バイクに戻ってみると白髪の初老の男性が私のバイクの周りをウロウロしているではないですか?
私が近づくと「どこから来たんだー!」と徐ろに怒鳴られました。
私は面倒に巻き込まれたくないので「すいませーん。すぐに退きますのでー」と平謝りしてバイクをどかそうとしましたが、私の胸をどつきながら「どこから来たんだー」を繰り替えてしています。正直、恐怖でした。
どうも、階段の非常用扉から出たかったのにバイクが置かれていて邪魔だと怒鳴っていたようです。面倒に巻き込まれたくなかったので、完全無視してバイクで逃げるように立ち去りました。
すでに受け取っています事件
初夏の頃だったでしょうか?
新宿や渋谷は配達員が多すぎて鳴らないので池袋へ移動して、西口の中華料理屋から冷麺とタピオカミルクティのセットを受け取って、足立区方面のお客様へ配達したときの事件です。
それは現金払いの案件だったのですが、結構なロングで到着に40分くらいはかかった記憶があります。
ようやく小綺麗なマンションに到着したのですが、応対したには若くて今風の中国語訛のある男性でした。
商品を渡そうとすると
「もう、いらないんだけどー」と一言。
そんなことを言われても困るので、「キャンセルはできません」というと、
「もう商品を受け取ったんだけどー」と二言目。
ええええ、そんな訳無いでしょ!と思ったのですが、お客様とトラブっても仕方がないので「わかりました。サポートへ連絡し処理させていただきますね。」とお伝えし、その場は退散しました。
そしてサポートへ連絡し、キャンセルにしてもらい配達料は受け取ったのですが、困ったのが商品です。
中華風の冷麺2人前。グランデサイズ(ビッグサイズ)の黒糖の白玉みたいなのがたっぷり入ったタピオカミルクティです。
これがウバックを専有してしまい他の商品を入れる余地がありません。さりとて、自宅に帰って処分すると1時間以上はロスしてしまいますし、繁華街までも戻る時間を考えると2時間は無駄になります。
仕方がなく、近くのコンビニで箸をゲットするために買いたくもないサラダを購入し、タピオカミルクティと冷麺1人前を食べてバックを開けました。その後、満腹で苦しいお腹をさすりながら配達する羽目になりました。
誤って配達完了した事件
あれは8月の気温が38度にもなったある日の出来事。
レストランからチキンとドリンクのセットを受け取って、配達を開始しようとした瞬間。間違って2回ボタンを押してしまったんですね。
配達開始と配達完了です。
画面から配達先の情報が消えてしまいました。
サポートに連絡しようとするも混み合っており、つながるまで10分。つながってからメッセージで事情を説明しようと打ち込むも38度の熱波の中、スマホが誤動作して文字が上手く打ち込めません。
ようやく説明するまで10分。その後、サポートから返信がなくなってしまいました。
チキンはまだしもドリンクの氷が溶けてカップからコーラが溢れ出してきます。
焦ってサポートに催促すると「お客様に住所を開示してよいかを確認しているので後10分待ってください」と訳のわからないことをおっしゃいます。(PCのレポート画面からお客様住所はDL出来るので許可を取る意味がわからないのですが)
そのうちにお客様からお電話がかかってきました。
ただ、3件持ちだったので、どのお客様からの電話かわかりません。「どの商品ですか?」と聞いても、なんか怒鳴っています。
そのうちに怒鳴って電話は切れました。それをサポートに言ってキャンセルしてもらったのですが、配達完了しているのでお客様側からは評価が出来るんですね。しっかり「プロ意識がない」のコメントと共にバッド評価がつけられていました。
スマホが熱暴走してはっきり音声が聞こえなかったので、お客様の罵詈雑言が聞こえなかったので精神的なダメージは少なく済んで良かったです。
喧嘩の被害者になる事件
こちらも、ある池袋の中華料理店での出来事。
商品をピックアップしに店へ入ると、中国人スタッフが大声で大喧嘩しています。あまりの剣幕に中で食事をしているお客はそそくさと店を後にしています。
時間帯は深夜2時前。これを逃すとその日の案件が鳴ることはまずありません。最後の案件です。
これはキャンセルしたくない気持ちが強く、適宜「ウーバーでーす」と言って対応してもらおうとしましたが、スタッフは目もくれず喧嘩に明け暮れています。
待つこと20分。片方が店を出ていき決着しました。
私が「受け取りでーす」と改めてアピールすると「ちょっと待ってください」というので「どのくらい待つの?」と聞くと「20分!!」と怒鳴られました。
20分待って、そこからさらに料理をピックアップするまで20分。合計40分も待ったらクレームになってしまいます。
流石に「待てないよ!」と言い返してしまいました。
サポートへ連絡しキャンセルしてもらいましたが、「キャンセル率に影響するかもしれません」と言われました。
なんだかやるせない気持ちになったのは言うまでもありません。